2012年4月14日土曜日

自作PCはじめました。 その2

チキチコに贈る為に作る冷蔵庫の余り物で作る在り合わせPC。


目指すはMHF専用PC。


一切無駄を省いたストイックなPC。


片手で持ち上げられる程全てを削ぎ落したPC。


一つ心当たりがあった。


ストイックPCの象徴。
その名はANTEC ISK-100!
数多のジサカー達を苦しめた窮屈ケース!!!
ネットの海でその悲鳴を聞くにつけ一度組み立ててみたい衝動に駆られた。
自分のモバイルデスクトップPC用に購入予定だったけど、練習用に一度体感してみるのも良いでしょう。


デザインとサイズは申し分無いが、問題はCPU。
ISK-100は90W ACアダプターなんで自ずと搭載出来るCPUが限られてくるのだ。
どっかで電源のワット数の半分までののTDPのCPUが良いみたいな情報を見たと思うのでこのケースの場合45WまでのTDPのCPUを探さなければならないという事になる。
が!それでは困るのである。
TDP45WのCPUでは快適なMHFライフを堪能出来ないのである。
調べてみるとちょくちょくTDP65WのCPUを使って自作している例もあり、動作するかしないか賭けに出ることにした。


奴の名はA6-3500!

A8の4コア、E450の2コアの間のトリプルコアな粋な奴!
A6-3500の一番の利点はそのバランスの良さ。
A8より少し劣るグラフィック性能、そこそこのCPU性能、そしてそして安い価格!
それだけの性能がAmazon価格6241円で手に入ってしまう。
これは自作依頼PCに最適なCPUだぜ!
しかしこのCPUのTDPは65W。
TDPはCPUの使用する電力とはイコールではないらしいので調べてみるとISK-100で使用するのにギリギリの消費電力らしい。
一人だけA6-3500を使っている人を見つけたが低電圧化をして使用していた。
低電圧化の知識なんか勿論自分には無い!
一か八かやってみるっす!
自分、不器用ですから。
名言も俺に掛かれば便利な言い訳!!!

届いたぜ!ISK-100!

ちっちぇ〜!SST-SG06より更にコンパクト!

臓器移植開始!許せよSG06

マザーボード摘出!

クーラー切除!

骸(むくろ)となったSG06

さあパーツは揃った組み立て開始!

メモリーはやっぱりお気に入りのこいつだ!
4GBだから2千円ぐらいで買えちゃいます

真打ち登場!A6-3500!
お前の力を見せておくれ!

リテールクーラーを比べっこ
A8より大分薄いね

ゲームも付いてたりしますA8で使お〜

装着!

KOZUTI「小槌」SCKZT-1000

今回はリテールクーラは使わずに
こいつを使う!

中にファンがサンドされた面白いクーラー
ISK-100専用と言われる位ピッタリサイズらしい
自作始めて思う事なんじゃが
CPUクーラーって安いねKOZUTIもこの造形美で3280円
オブジェにもう一つ買おうかな

いざ!KOZUTI取り付け準備開始!
リテールクーラー用留め具の取り外し
この部分を引き上げる

マザーボードの裏側の爪を押し込んで取り外す

取り外し完了

グリス塗り塗りヘラって何?指で塗り塗り
ちと厚塗りすぎたかな…

AMD CPU用のフレーム取り付け
実はこのクーラーの対応表に
Socket FM1は無いが気にしない!

ネジに絶縁ワッシャーを入れて裏側から固定

のおおぉぉ!メモリーにくっ付いちゃった!

思いっきり外側へ引っ張って固定

ふぅ〜何とかほんの僅か隙間ができた

さすがこのサイズで二番目に冷えるクーラー
マザーを覆わんばかりじゃの〜
一番冷えるクーラーは当然わしが使う!

いよいよISK-100を開腹

おお、表示のあるケーブル初めてだぜ!

それでは裏側の鉄板を外して…て!

うおおおIOパネルSG06に付けっぱなし!

面倒くさい言いながらも何とか取り外し

取り付け完了

マザーボード案外すんなり収まりましたよ〜

奥過ぎてメイン電源コネクタが差せん
来た来た来た来た!窮屈地獄!

前面のパネルを外して

ようやく上部パネルが外せた

メイン電源コネクタ挿入に成功!

背面へ「シリアルATA電源コネクタ」と
「シリアルATAケーブル」を引っぱり出しておく

ひょおお!12V電源コネクタが届かねえ!
明日、延長ケーブルかって来るか

前面端子位置に太くて固いケーブルが集まり
まるで嵐のよう!
このままではスイッチやLEDケーブルが差せない!
横によけてやりましょう

USBとAUDIOケーブルが長過ぎたので
一旦、背面をくぐらせて

表へ引きずり出しました。このケース
ケーブル一本の取り回しで放熱状況が変わるらしいが
太陽画家流だと収まりゃあいいんです!

3本のケーブルは何とか時計回りに収めた
12V電源コネクタは半時計回りで延長予定

さあISK-100組み立ても終盤へ
ストレージ取り付けの為背面へアクセス!

HDDトレイを外すと現れるKOZUTI固定ネジ
干渉する事無く上手く取り付けられるのか?

糞SSDをセット

USBケーブルを押しのけて横向けにセット
セ〜〜〜〜〜〜フ!

臭い物に蓋、封印完了!

仮完成なんで眺めたりする
KOZUTIが異様にかちょいい!
バイクのエンジンみたいだぜ!

間はしょって翌日延長ケーブル買ってきました
長過ぎ!なんで時計回りに接続しました

ケースファンのコネクタを接続して蓋を閉める

チキチコ用に購入した
Windows7 Home Premium DSP版Withメモリ


ありゃ?インストールする前に普通に立ち上がったぞ
そうか前のA8のデータがそのまま残ってるのか!

恒例Windowsエクスペリエンスインデックス
メモリーとSSDは安物使ったんで悪いけど
他はA8-3870Kと比べても遜色無い数値!
とあるA8-3870Kのインデックス

早速大討伐ベンチ
やっぱA8(スコア3341)と差が開きますな〜

いざ狩りへ!
手前の集会場で多人数の時のみ僅かにカクついた
オプションでキャラクター表示範囲を『中』にすれば
常にヌルヌル

2回目以降のログインでは表示範囲『大』でも
ヌルヌルでしたA6の性能のせいでは無いかも

クエスト中はド安定
コレハMHF専用CPUダ!

電力不足が心配なので高負荷なHD動画のエンコードをしてみた
一気に上限振り切るトリプルコア!温度も急上昇!

頑張れA6-3500!温度は最終的に47度に達し、
CPU使用率100%を超え、メモリー使用率は40%でした
30分経過しても落ちる気配無し!うおー自作成功!


AMDが得意なHD動画の再生も試してみた
VLC PlayerのデインターレースONで
リニアで滑らか再生!E-450PCではカクついた


素晴らしい出来に非常に満足です。
写真では解りづらいですがISK-100オールプラスチックなのに意外に高級感があります。
手放すのが非常に惜しくなって来た。


ところで静音性なんですが、KOZUTIめちゃうるさい!と思いました。
がそれはデフォルトでファンレベルが最高の10になっていたためで、レベル3ぐらいに落とすと微かな音しか聞こえなくなり、レベル2でほぼ無音になりました。
正直PS3のがずっとうるさい!
現在はレベル3で使用しています。
チキチコに渡すときは夏の事も考えてレベル5ぐらいで渡そうかな。


ケースファンの位置を変えたり色々裏技的な情報も知りましたが今回はそのまま組み立てました。
自分的には電源を入れ替える改造をして新たに発売されたA8-3820(TDP65W)を使って組み立ててみたいなあと思っておりましたが、Lianoに継ぐTrinityが今年中に発売されるみたいなのでその必要も無くなったかな。
『abee  AC130-AP02AA』と『A8-3820』


これで、『おもてなしPC』2台は揃った。
安心してGWに実家に帰れる。
骸となった銀のSG06はPT3が発売されるまでは安らかに寝てもらおう。
これで一旦自作はお休み。
ようやく元の太陽画家に戻れる。
今まで正直、太陽自作erでしたからね。
気持ちも切り替えて。


今年こそは桜吹雪を撮るどー!



おまけ
ベゼルの爪を折ったスリムドライブ(UJ-260)を使って
外付けブルーレイドライブの製作
断じてチキチコのISK-100用じゃなーい
自分のMac用じゃーい
この凄まじくチープな感じがCool!
最新ドライブなんで高くなりましたが制作費は
ケース1380円+ドライブ7770円=9150円でした^^v

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